皆さんが早く読書するために『速読』している人もいれば、本を真剣にノートに書き写しながら読んでいる人もいるという感じで、様々な読書方法がある。
そんな中、読書方法をしてて自分の中で吸収ができているのだろうか?
また、本を読んでて、それらを自分の行動に置き換えているのだろうか?
だが、ほとんどがそういったことの行動に移さないで『読んだだけ』ということになっている。
そういった無駄にならないようにするにはどうすべきなのか?
①本の主人公になりきって、『自分の言葉、人』に置き換えて読んでみる。
②本の内容をそのまま鵜呑みするのではなく、「なんで?」と疑問を持つ。
上記の2つを実行することで、本の内容をより深く読み取ることができるのです。
深く読み取ることができると、今度は知識として吸収しやすくなります。
今回は、『読書の時間が無駄に終わる2つの特徴』をご紹介していきます。
24時間という時間は、皆んな平等。
目的もなく飲み会に参加したり、目的もなく何らかの講談会に参加したり、井戸端会議に参加するというような『目的の無い時間』を浪費することは、時間の無駄です。
そういったことを参加するぐらいなら、ビジネス書を読んだ方が、まだ時間の価値というのを高めることができるのです。
しかし、本を読んでいても、インプットした知識を血肉に出来なれば、その時間が無駄な時間ということにもなり得るのです。
また、ビジネス書を読んでいても、本の内容を仕事に活かすことが出来ていなかった。
3日前に読んだ本の内容を忘れてしまい、自分の成長を実感できていなかった。
そういったことがあるならば、下記の2つの原因があるのです。
①本の主人公になりきって、『自分の言葉、人』に置き換えて読んでいない。
②本の内容をそのまま鵜呑みするのではなく、「なんで?」と疑問を持たない。
本の主人公になりきって、自分の言葉と人に置き換える。
実際に、本を読んで『ライフハック』として使えそうなものは、インプットして、ブログを通して自分の考えをアウトプットしています。
本に書いてあることをそのまま引用しているのではなく、自分の考え方としてアウトプットしているので、知識が記憶として定着しやすくなっていくのです。
だが、本に書いてあることをブログ、SNS、ノート(紙媒体)にアウトプットするだけでは、「ただただ引用しただけ」=書き写しただけと頭で思ってしまうので、記憶に残りづらいのです。
読書することで1番大事なのは、「自分の考えていた答えを出す」ことです。
例えば、温泉の入浴時間の問題に悩んでいたとする。
本でたまたま『時間の使い方』というのを発見し、『1時間1,200円計算』という文章を発見。そこから『温泉の入浴時間』+『1時間1,200円』という1セットというふうに置き換えて考えてみました。
すると、「1時間1200円だから、5分で100円で、温泉の入浴料金は、550円。
30分入れば元が取れるし、変に1時間も入浴する必要もないし、それ以上入ったら時間の無駄だな」
そういう考え方をしながら本を読んでいると、頭に定着しやすいのです。
生活上で当たり前になっているものを、本の内容に置き換えて読むと面白く感じるので、より本を読む世界観が変わっていきます。
本の内容を鵜呑みするのではなく、疑問を持つ。
本の内容は、先人が体験したことをそのまま内容として書いているのが当たり前のことであるが、全部が全部正しいということはないのです。
中には、「これは、判断しづらいな」「これは、本当のことなのか?」ということもあります。
しかし、本の内容を「なるほど!」とそのまま鵜呑みして、疑問もなく行動するというのは問題があります。
なので内容に関して疑問を持ち、そこから引用された文献や参考文献、原典にあたって情報を精査する気持ちで読んでいくと、知識がより幅広く吸収することができるのです。
筆者によっては、本のページの制限が引っかからないように、曖昧な情報で載せていることも少なくありませんので、「これってどういう意味なんだろう?」と思ったら調べる癖をつけておくとベスト。
本はただただ読んだだけでは、他人のやり方や考え方を「知った」にすぎない。
「なんで?」という疑う目を持たないで、筆者の考えばかりを鵜呑みしてしまうと、自分で考える『思考力』が失われてしまうことになります。
まとめ
・本の主人公になりきって、『自分の言葉、人』に置き換えて読んでみる。
・本の内容をそのまま鵜呑みするのではなく、「なんで?」と疑問を持つ。
今回は、『読書の時間が無駄に終わる2つの特徴』をご紹介させていただきました。
本を読むこと自体は、とっても楽しいものです。
新たな発見があると知識として吸収しようとしますが、吸収できないことには何か疑問を持つことが大事です。
本の内容を自分の言葉や人に置き換えつつ、引っかかる文字ややり方には、疑問を持つ。
そういうことを日頃から気を付けてみると、吸収がしやすくなります。
また、本からのインプットするだけではなく、SNSやブログで本を読んだことの自分の考えのアウトプットを行うと、自然と頭に入りやすくなります。
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