「老後には、2000万円が必要である」という風に言われ、年収が少ないから貯めるのが難しいと挫折してしまっている人も多いのではないだろうか？
でも年収が平均よりも少なくても、2000万円の貯金がなくても大丈夫なんです。
極端なことを言えば、現時点で年収150万円、貯金が０円であっても、老後の生活を維持することができるのです。
1、年金の支給があるから。
2、老後でも働ける社会になっているから。
3、公共サービスが充実しているから。
4、アルバイト＋副業すれば、十分であるから。
つまり工夫さえすれば、「貯金額2,000万円ないと苦しくなる」というのはないのです。
そのためには、どうすればいいのか？というのをご紹介していきます。
年金＋週２〜３日のアルバイト生活がオススメ
1、65歳から年金を受給すること。
20歳以上60歳未満のすべての日本国民が加入することになっている、国民年金の現在支給額は、月５万円から６万円とされている。
国民年金は少しずつ減額されているのですが、将来的には月５万円もらえるという想定で考える。
2、65歳以降も働いていくこと。
昔までは、定年後は働かずに悠々自適に暮らすのが当たり前という『理想の老後』
しかし、現在では65歳以降も働いていくのが、当たり前になっているのです。
今の日本では、人手不足というのが多く、65歳以降でも働きに出なければ社会経済が回らないという状況になってきているのです。
逆に昔の65歳に比べると、今の65歳の方が体力もあって健康的であるので、働きに出かけるのが普通になってきているのです。
健康を維持するだけで、お金の心配は大きく減る。
私たちのように会社員であれば、厚生年金や企業年金の分が加算されていきます。
人によっては、年金生活するという選択技としてはいいかもしれませんが、働かずに家でゆっくりと過ごしていく生活が本当に幸せということはないのです。
現在の高齢者方々は、「ずっと働いている方が最高に幸せ」という人も少なくないのです。
家の中でのんびりと過ごして幸せというよりは、外で働いて人との接する方が、人生が充実しているということもあります。
外に出て働きに出ると、メリットが２つあります。
仕事することで身体を動かすキッカケになる。
私たちのように若い世代からすれば、「今のお年寄りはたくさんの年金を貰って、悠々自適でいいよなぁ…」と目に映っているかもしれませんが、決してそうではないのです。
家に篭れば、今まで働いていた8時間が『暇』ということになり、身体を動かして働きに出ていたのに、身体を動かさないまま時間だけが過ぎていく…
そうなってくると、結果的には寝たきりになってしまうということも少なくないのです。
そのようなことを防ぐためには、アルバイトでもいいから身体を動かしていくということが大事。
定年後も働きに出れば、円満な夫婦関係を維持できる。
いくら長年と夫婦であっても、2人とも１日中家にいたら、心が穏やかではいられない。
「定年退職してから、夫がずっと家にいてストレスが溜まる」という妻の不満はよくある話。
65歳の定年退職がゴールということではなく、生涯ずっと働いて「ただいま〜っ！」と言えるような関係で居られるような環境づくりが必要不可欠なんです。
一緒にいる時間が増えれば増えるほど、夫婦という夫婦が不満を抱いていくばかりです。
ずっと一緒にいられれば幸せということではなく、適度な距離間が大事なんです。
そうなってくると65歳以降でも働くためには、健康な体が不可欠。
年齢的にガタがくるのは避けがたいのですが、仕事ができるぐらいの体力や気力は維持できるように、筋トレするなど、身体のメンテナンスをしておきましょう。
公共サービスをお得に活用して、節約効果を実感。
税金に対して不満を抱くことなく、老後になってもお金が貯まる人はどんな人だろうか？
実は、公共サービスを賢く利用している人なんです。
例えば『公共の図書館』であり、県立から市立、公民館などの図書館が多くあります。
そんな図書館を活用すれば、書籍代を大きく抑えることができるのです。
最近では、ネットで検索できる機能も充実しているので、読みたい本があれば検索してヒットすれば、その図書館まで足を運んで借りにいくこともできるので、かなり便利なんです。
書店で買おうとしていた本があまりにも高すぎて買えない本でも、図書館で借りれば０円。
本好きな人であれば、年に何冊も借りて借りまくれば、税金以上に元が取れるのです。
さらに、運動が好きな人であればスポーツ施設のジムや、体育館、プールといったものを格安で利用することもできますし、観劇やコンサートが好きな人であれば、街のホールなどで開催されることも少ないのです。
このように公共サービスを大きく活用すれば、節約効果は絶大。
無料で配布されている自治体の広報誌やウェブサイトなどに、こうしたサービスにまつわる情報が載っているので、ぜひ目を通してみるのも１つ。
「こんな公共サービスがあるなんて、知らなかった…」という発見も多い。
副業を経験しておくと、老後迎えた時には安心できる。
終身雇用が破綻したことによって、副業を実施する人が増えてきました。
しかし、『副業』をしようとする人がまだまだ少なく、馴染んでいない模様です。
副業することで、２つのメリットがあるのです。
①副業することによって、現在の収入がより増えて生活が楽になったりする。
②老後を迎えた時に、副業の経験が活きてくる。
会社員一筋で生きて来た人が定年を迎えていくと、会社でのスキルと経験が役に立たないということになりかねないのです。
例えば、製造職を定年までやったからといっても、実際には社内、あるいはその業界しか役に立たなかったということも珍しくないのです。
一方、あらゆる副業を経験することによって、『お金を稼いだ』という経験があれば、老後になっても生活の糧になったり、稼ぐことの喜びが『やりがい』と『生きがい』につながります。
自分も実際には、『ブログ』『せどり』『ポイ活』という風に副業を持ち合わせて動いています。
老後でもその３つを活かして、お金を稼いでいたいというやりがいに繋がります。
また、本を読むのが好きなので、『せどり＋本を読むのが好き』という風に組み合わせたり、
『せどり＋読書＋ブログにアウトプット』という風にすることも可能なんです。
ただ、老後には家に篭りたくないという気持ちもあるので、老後はアルバイトを取り入れるなりして、清掃業として外に働きに出て、少しでも身体を動かすという副業も考えることもできます。
副業を経験すれば、老後になっても「時間が空いて、暇だから仕事を取り入れよう」という気持ちが前に進むので、フットワークが軽くなるのです。
『好きなこと』を基準して選んでいく。
副業する際に、本業に支障が出てしまうようなものをするのはNG。
例えば、本業の仕事終わり後にアルバイトするような『時間切り売り』というもので、自分の好きなこと＝プライベートの時間がなくなってしまいます。
そうなってくると体力的もそうだが、精神的にも大きな負担になってきますし、
プライベートの時間を犠牲にしてまでアルバイトするのは、幸福度というのが落ちていきます。
自分の時間に負担が掛からない副業を選ぶのがポイントです。
例えば、文字を打ち込む（書くのが）好きな人は、ブログを副業にする。
本を読むのが好きならば、せどりを副業にする。
そういう風に、好きなものを副業にするという方が体力的も精神的にも負担がない。
自分が社長になった気分で、やりがいの感じられるような副業をするのが大切なことです。
副業として選ぶポイントとしては、「好きなこと」や「人に感謝されること」
人に感謝されるようなこと…
そんなスキルみたいなのはないよ…
そう思っているかもしれませんが、人それぞれ強みは必ずあります。
例え自分の場合は、『筋トレ』が好きなことですが、他の人に比べるとそんなにすごい筋肉はしていませんし、感謝されるような知識とかは持ち合わせていません。
だが、自分の継続力というのは負けていない気がするんです。
28歳ぐらいから本格的に筋トレを始めて、現在もまだまだ続けていて、５年になります。
ほとんどの人は、３ヶ月、３年あたりで挫折して、辞めてしまうのにも関わらず、続けています。
人からバカにされても、自分の身体を眺めていても、まだまだ続けています。
そうなってくると、継続力が自分の強みになります。
「なんでそんなに続けられるの？」という『精神力』というのを教えることも出来たり、
長年の筋トレして来たからこその、コツやオススメのジム、サプリ、用具などなどと教えることも出来ます。
好きなこと＝あなたの強み。
強みがあるからこそ、老後も思いっきり楽しめる。
そういうのは、1人1人持ち合わせていると思います。
まとめ
・年金の支給＋老後でも働ける社会になっているから。
・公共サービスが充実しているから。
・アルバイト＋副業すれば十分であるから。
・副業することで、生きがいにつながるから。
今回は、『老後にお金の心配で恐れる必要ない理由』をご紹介させていただきました。
老後の生活をするためには、2,000万必要であると言われていたことであるが、冷静に考えてみればアルバイトするなり、副業をするなりして『工夫』をすれば、そうでもないということになります。
定年すれば、後は老後を迎えるだけという考え方は、今後はないと思われる。
老後でもアルバイトして、少しでも生活の糧、そして生きがいに繋げるという考える人が増えていくかと思います。
これからどうしていくか？というのを、考えるキッカケになれれば嬉しいです。
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