スマホゲーム依存症から脱する方法3つ

思考

誰もが一度は手に触れたことがある『スマホゲーム』『Youtube』『Instagram』『X(Twitter)』という風に、数え切れないぐらいのアプリが続々と登場しています。

そんな多数のアプリを触れてしまうと、ついつい時間を忘れてしまうほどハマってしまうものです。

少しの時間で楽しむ分は全然問題はないのですが、1時間…2時間…と時間がどんどん過ぎてしまうのが、『スマホ依存症』の怖さの一種なんです。

そんな『スマホ依存症』を治せるものなら、治していきたいですよね?
実は、そういった依存症を治すことは可能なんです。

①スマホの触れていることを別の行動に置き換えてみる。
②スマホ触れずに実現できたのかもしれないことを考える。
③日々、失いつつあるものが何か?というのを考える。

そういった考えを基づいてみると、意外とスマホを触れる目的が明確になっていき、「スマホに触れるまでのことじゃないな…自分の夢に近づいていかないとダメじゃないか!」と思うようになってきます。

今回は、『スマホゲーム依存症から脱する方法3つ』をご紹介していきます。
※ここからは、スマホゲーム依存症を基づいた話をしていきますが、YoutubeやInstagramに置き換えて、考えてみるとより深く理解できるかと思います。

見渡せば、多くの人がスマホを忙しそうに触っている。

電車やバスの座席に乗って周囲を見渡せば、多くの人がスマホを忙しそうにタップしたり、スワイプしたりと肌身離さずにしています。

ちょっとの時間の暇つぶしというならば、そういうのは問題はありませんが…
目的地についてからも、手から離れずにスマホとにらめっこし合っているのではないだろうか?

電車やバスだけでは済まされず、『歩きスマホ』『スマホ運転』という風に、危険行為を繰り返し、後が立たないような状況になってきています。

ところで、スマホゲームの人口ってどのくらいかご存知でしょうか?

日本では人口の1億人に対して、4500万人と言われており、ほとんどの人がスマホゲームに触れて遊んでいるということになります。
これだけの数字を見てみると、「こんなに遊んでいる人がいるのか!?」と疑いたくなるものです。

スマホゲームに触れてしまうのは、現実世界に不満足があるから。

そんなスマホゲームであるが、なぜ触れてしまうのか?なぜ依存症になってしまうのか?
そういったところから解明していくと、スマホゲームは『お手軽な現実逃避』となっているからです。

現在社会では、日々の暮らしに充実感が得られていないという人が多く、まるで機械のようなルーティンを仕事をコツコツとこなし、長時間へと頑張って働いているのに、対して給料も上がらない。

さらには、趣味というものを持ち合わせていなく、休日にはアクティブに行動する気持ちすらない。
そういった先の見えない現実から目を背けたいという気持ちを持っている人が、スマホゲームに触れてホッとしている人も少なくないのです。

スマホゲームを開けば、世界中の人と触れあうことができるので、現実世界には味わうことができない自己満足感を大きく味わうことができるのです。

ギャンブルのように、お金を払うこともなく(一部有料は除く)
アルコールのように、二日酔いのようなことが起きることもないので、いつでもどこでも手っ取り早く現実から逃避することができる手軽なツールの一つになっています。

スマホゲーム依存症から脱出する方法

実際にスマホゲームだけではなく、YouTubeやInstagram、TikTokなどなどのSNSもそういった依存症を対象としているので、ぜひそれに置き換えて参考にしてみてください。

スマホ時間を別の行動に置き換えてみる。

スマホを触らない時間を決め、少しずつ増やしていくと今度は触らない時間が『暇』に感じます。
そうなってくると、その時間に置き換わるものを考える必要があるのです。

例えば、筋トレや読書、ウォーキングという感じで、どんなことでも構いません。

置き換わった時に「楽しい!」と思えるようなことを見出すことができれば、スマホを触る時間が自然と少なくなっていくのです。

スマホを触れなければ、実現できたかもしれないこと考える。

スマホだけに費やしていた数時間をトータル的にみると、「これは実現できたのに…」と思うことはしばしばないだろうか?また「スマホは、時間泥棒だ…」と思ったことはないでしょうか?

例えば、5時間のスマホゲームを毎日やったとします。
1日で5時間 × 31日(1ヶ月)=155時間であるが、これだけの時間があったら色々できるのでは?と思いつくのではないだろうか?

「自分磨きのために、筋トレする時間ができたのでは…?」
「彼女(彼氏)探しの時間に有効活用できたのでは…?」
「積読になっていた本が読めたのでは…?」

そういうふうに「〇〇ができたのでは?」というのが結びつきやすいものです。
またスマホゲームに手を伸ばしそうになったら、これらを思い出してみると効果があります。

日々、失いつつあるものが何か?

スマホゲームしか頭になくて、周りが見えなくなってしまうことがあります。
もしかしたら、スマホゲームしている時に無意識に失っているものに思い当たることはないだろうか?

家族や友人からの信頼、ガチャに費やしてしまったせい生活費、貯金なのかもしれません。
スマホゲームしたことによって、「自分らしさ」という社会的な役割なのかもしれません。

スマホゲームは、そういった部分で失われやすいものです。
今一度、何を失っているのか?認識した方がいいでしょう。

スマホゲーム依存になりやすい人とは!?

実際に、スマホゲーム依存になりやすい人は、どういう人か?
自分に当てはまっているか?ぜひ下記を読んでチェックしてみてください。

・1日のゲーム時間が長い。
・ゲームにまつわる問題が多く起きている。
・ゲームを肯定する傾向が強い。
・男性である。
・母子、父子家庭
・友達がいない、少ない。
・衝動性が高い。

上記のように当てはまることがあれば、スマホゲーム依存になりやすいと考えてみてください。
逆にスマホゲーム依存になりにくい人は、どのような人か?

・社会的能力が高い。
・自己評価が高い。
・行動の自己コントロールがうまくできている。
・学校でうまく暮らすに溶け込んでいる。
・学校が楽しいと感じている。

現実社会で充実している人ほど、スマホゲームに依存しにくいと言われている。

例えば仕事が楽しくて仕方ない人や、筋トレや観光巡りなどの趣味がものすごく楽しく、スマホゲームどころじゃない人は、依存になりにくいというふうに考えられます。

つまりゲーム依存になりにくい人は、現実社会をどう楽しんでいるのか?によって、ゲームと無縁になっているということになる。

ゲーム会社が、工夫しているシステムとは!?

ゲーム依存として引き金を引いているのが、元である『ゲーム会社』
つまり、ゲーム会社があらゆる手を使ってでも、ユーザーに飽きらせない工夫や、これからずっとプレイしてくれる工夫などを凝らすからこそ、スマホゲーム依存が増えていくのです。

ゲーム会社は、ユーザーがゲームをより進み易くするためのする『課金』

つまり、課金がゲーム会社にとっての運営金となっているのですが、無課金者でも喉から手が出るほどの誘惑というものも、ゲーム会社は工夫して考えられている。

ここでは、課金者でも無課金者でも関係なく、『ゲーム依存』にさせてしまうゲーム会社が工夫しているものは何なのか?そこを見ていきましょう。

アップデートで飽きさせない。

多くのアプリゲームには、一定の期間ごとにアップデートが来ます。
新しいストーリー、新しいクエスト、新しいキャラクター、新しい武器…そういった魅力的なアップデートを行います。

そう言ったアップデートがくる度に、皆さんは「プレイしなければ…!」とモジモジして、落ち着かなくなってしまうでしょう。

このアップデートによりユーザーを刺激し、ゲームの世界に繋ぎとめるための重要な役割を果たしているのです。

プッシュ通知がキッカケになってしまう。

「ピロン♩」と音楽と共に、スマホの上部からバナーが出る『プッシュ通知』
それが厄介者であり、私たちがタップしたくてたまらないという刺激を受ける原因になります。

イベントの予告や、新たなクエスト、ゲーム会社からのお知らせやプレゼントなどなど…
そういう通知があるからこそ、いつでもどこでもゲームしたくなってしまうのです。

家庭ゲームと違って、スマホは電源1つ入れてタップするだけ。
そういう『手軽さ』があるからこそ、通知が来ればついついやってしまうのです。

レアアイテム、レア武器、コイン…魅力的な誘惑

スマホゲームでは、毎日のようにログインすれば『レアアイテム』『レア武器』『コイン』という風に連続ログインボーナスというのが貰えます。

そういうのを目当てにして、一定の時間を空けずにログインをし続けます。
やはり他のユーザーに遅れを取らせたくないという気持ちが強く、プッシュ通知が来ればログインするという癖がついてしまっている。

終わりなき冒険が延々と続く。

家庭ゲームでは、一通りすればクリアという明確なゴールがあります。
あらゆるボスを倒したり、最終面をクリアすれば、ゲームとしてのエンディングを迎える。

逆にスマホゲームは、『クリア』という概念はなく、まさに終わりなき冒険なのです。
なぜならば、ユーザーにずっと継続してプレイさせ続けることが、大きな目的の1つであるからです。

スマホゲーム自体は無料でダウンロードできるので、次から次へと刺激を求めることができる特徴があるので、1つのゲームに飽きれば、次のゲームへと移行することもできるのです。

その結果として、誰でもいつでも、どこでもプレイすることができるスマホゲームは、作業しながら、家事をしながら、ゲームし続ける「ながらプレイ」に繋がっているのです。

ゲーム依存症は、脳を破壊してしまう。

ゲーム依存症になってしまうと、脳から出るドーパミンが薄れてしまうことによって、普段の喜びを味わうことができなくなってしまい、『人生の醍醐味』に対する感覚の鈍くなってしまいます。

そんな『人生の醍醐味』が薄くなってしまうせいで、引きこもり気味になり、会社や学校に行こうという気持ちが無くなってしまうことも少なくないのです。

ただ、それだけではないのです。

脳の神経細胞が壊れてしまい、理性的な行動を取ることが困難になってしまうのです。
つまり、物事を客観視したり冷静で適切な判断ができなくなってしまうことに…。

スマホゲームをすればするほど、人の邪魔されたくないという意味から、冷静な判断ができないぐらいの脳が破壊されてしまうということになります。

まとめ

・スマホゲームを触れてしまうのは、現実社会に対して不満足を抱いているから。
・スマホゲームによって、失われているものは何か?を洗い出してみる。
・ゲーム会社は、飽きさせない工夫を凝らしている。
・スマホゲームによって、脳が破壊されてしまう。

今回は、『スマホゲーム依存症から脱する方法3つ』をご紹介させていただきました。

一度はプレイしたことがある『スマホゲーム』であるが、ホントによく出来ています。
家庭用ゲームと違って、終わりなきの冒険が延々と続くわけですから飽きさせない工夫がすごい。

だが、ハマりすぎたが故に、失うものは多い。

そこでもう一度考え直して、「スマホゲームは、自分の人生の中で必要なのか?」というのを考えてみることをオススメしたい。

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