生み出す時間を大切に!奪う時間を減らすためのシンプルな方法

思考

意外だと思うが、物は使わないで存在しているだけで私たちの時間を奪ってしまいます。
どんな物でも所有するだけで、管理の手間というものが発生してしまいます。

例えば…
・使わないと時に収納したり、使う時に出したりする手間
・物を使い続けるためにメンテナンスをする必要がある手間
・物そのものを使う時に発生する手前

そんなに大したことがない手間であっても、
大なり小なりと私たちの時間を消費しているのです。

結果的には、物が少ないほど自分の時間が増えるということを認識することです。
物が増えれば増えるほど、その物を使う以前に探すという手間も長くなるわけです。

実際にコクヨの株式会社で行われた調査では、日常的に書類を扱う人が書類の捜索にかけている時間は、1日で20分ほどもかかっているという結果が出ている。

つまり、物が多ければ多いほど、捜索に無駄な時間をかけすぎているのです。

自分の周りは『価値を生み出す物』だけで固める

上記のように物が時間を奪われるからといって、全ての物を捨ててしまうようだと生活そのものは成り立たなくなってしまうので、自分にとって必要な物とそうでもないものを取捨選択することが重要。

判断基準としては、下記の通り。
その物が生み出す価値及び幸福度と、その物が奪う時間及びストレスを天秤にかけてみて、自分にとってプラスになるような物だけを残していけばいいのです。

例えば、場所を取るから洗濯機を捨てて、手洗いにするというパターン。
得られる空間に対して、失う時間が大きくなってしまうようだとNGという感じです。

さらには飾り物全般は置いても価値そのものは生み出さないけど、
毎日の気分が上がるというのであれば、それはそれでOKとします。

時間の価値と精神面の価値の2つの価値基準をベースにして、ものを取捨選択するのがオススメ。

「捨てるべき物」の3つの基準

・1年以上使わなかったものは、捨てる。
・物を買うと同時に捨てる。
・収納は減らして、いらない物を捨てる。

1年以上使わなかった物は、捨てる。

物の中でも1年以上使っていないという物は、たくさんあると思います。
例えば、「せっかく買ったコート、今年は着なかったけど来年こそ!」という意気込みという気持ちは分からなくないが、多分来年になっても、そのコートを着ることはない。

つまり1年使わなかったものは、2年目以降も使わないと可能性が非常に高い。

「せっかくお金を出して買ったのに」という、もったいない気持ちはわかるけど、そういう運命だったと割り切って捨ててしまい、本当に必要になった時にまた買えばいいのです。

物を買うと同時に捨ててしまう。

物を集めて、コレクションのように眺めるのが楽しいというう気持ちはわかる。

だけど人間の体は1つであり、腕も足も2本ずつしかないし、
1日24時間であって、1週間は7日であり、季節は4つしかない。

つまり何が言いたいのか?

私たちが物を使う容量には、限界があるというわけなんです。
着る服なんかは、多くても季節ごとに7着あれば、事足りるわけなんです

収納を減らして、いらない物を捨てる。

収納に対する欲望には、限界というものがない。
物の保管を選択すると、どれだけ空間があっても足りなくなって、最終的には死ぬのです。

収納はできる限り増やさない方向で、努力をしていきたい。

しかも収納は増やせば増やすほど、スペースを埋めたいという強迫観念に囚われる。
収納を埋めるために、いらない物まで保管しているようであると本末転倒。

無くてもいいものは、捨てる。

「無くてもいいものは、捨てる」という言葉を聞くと、何を言っているんだろうとなる。
だが、冷静に考えてみてほしい。

私たちの家には、よくよく考えてみると、
無くてもいいものが溢れかえっているのです。

これから紹介するものは、普通の人からすれば意外なことかもしれない。
あくまでも参考程度に読んでくれると嬉しい。

お風呂場に必要のないもの

ゴシゴシタオル

子どもの頃は、なんとなくタオルでゴシゴシと擦っていたと思います。
だけど、よく考えてみると擦らないといけないほど、人間の身体は汚れていないものです。

特に毎日のようにお風呂に入っている日本人であるならば、お湯を流すだけでも十分であって、擦ってしまうと逆に肌を痛めてしまう原因になるのです。

ボディソープ、または石鹸で身体を撫でる程度で十分なので、身体を擦るためのタオルは不要。

どっちにしろお風呂場にタオルを放置していたら、カビの原因になるので不潔です。

バスタオル

お風呂から出る時はバスタオルを無意識的に使ってしまいがちだけど、
このバスタオルって、意外とサイズが大きすぎないでしょうか?

特に髪の短い男性にとっては、バスタオルの大きい物はいらない。
そもそも、大きめの生地のバスタオルを使っても全然使いきれないということもあるのでは?

バスタオルは自宅で洗うのには、サイズが大きすぎる。
洗濯物としては、圧迫するぐらい大きい。
干すことすら、スペースも無駄に占領される。

個人的に、ハンドタオルの1〜2枚だけで十分賄える。
よっぽど身体の大きくない人だったら、ハンドタオルで事足りるわけです。

バスマット

バスマットも、バスタオルと同じようなものです。

お風呂から出たら、地面が濡れないように敷くというイメージで、思考停止で敷いてしまいがちであるが、湿ったバスマットを地面に置き続けるなど単純に不衛生的です。

身体を拭いたハンドタオルをお風呂の外に置いて、その場しのぎのバスマットにすればいい。
ハンドタオルだったら、毎回洗うから常に清潔であるし、無駄な洗濯物が増えないから楽です。

トイレに必要のないもの

トイレマット

トイレマットの置く目的な不明なんですが、そもそもなんでしょうか?

デザインのためなのか?
足裏が冷えるから、敷いているのか?

普通に考えて、トイレのマットは汚いものです。
清潔そうに見えても長年と使っていれば、バスマットと同じなんです。

トイレマットがない方が、トイレ掃除がしやすい。

トイレの床に汚れがあれば、トイレットペーパーをくるくる巻いて水に濡らして、
それで拭きとって、そのままトイレの中に流してしまえばいいのです。

そうすれば、極めて衛生的。

ちなみに男性による尿飛びを前提としてトイレマットを敷くぐらいならば、
座って用を足すようにすればいいだけの話なんです。

トイレブラシ

トイレ掃除など、トイレハイターとかサッとひとふりして15分放置すれば、掃除が終わる洗剤が多数あるからその類を使っていけば、その間に好きなことができる時間ができる。

トイレハイター系であるならば、便器の奥の黒ずみまで完全に除去してくれるので、ブラシを使うことなく、より清潔になるので楽に済ませることができるのです。

便器に触れる不快感もないからこそ、ストレスも少なく済む。
そうなってくると、トイレブラシそのものが不要であるということがわかる。

キッチンに必要のないもの

三角コーナー

料理する人でも、よっぽどの理由がない限りは三角コーナーは必要ないものです。

三角コーナーは、ゴミ箱とキッチンの間を中継しているだけの存在であって、
それ自体が汚れてしまうので、掃除の手間というムダな行為が発生するのです。

簡単な話、ゴミは直接ゴミ箱に放り込んだ方がいい。
三角コーナーを使うぐらいならば、毎回排水口ネットを交換した方が楽なのです。

洗濯機で必要のないもの

物干し/洗濯ばさみ

この話は、ドラム式洗濯乾燥機を導入している時の話です。
ドラム式洗濯乾燥機を導入すると、基本的に乾燥まで完結してしまうので、結果的には物干し、洗濯ばさみを必要としなくなってしまうのです。

洗濯物を干さないから、干すための道具もいらない。
そういった楽な作業を取り入れたいならば、ドラム式洗濯乾燥機の購入をオススメしたい。

柔軟剤

ドラム式洗濯乾燥機を導入すると、柔軟剤という物は必要となくなるのです。

なぜならば、乾燥の過程で衣服に空気をあてるので、
縦型洗濯機よりも衣服がふっくら仕上がるのが特徴。

乾燥機で乾燥したタオルがふかふかになるのは、それが理由。
そうなってくるとドラム式洗濯乾燥機には、柔軟剤を必要としなくなるのです。

リビングに必要のないもの

壁掛け時計/カレンダー

世の中の人たちは、ほとんどの人がスマホを保持している。
そうなるとスマホで時間の確認もできれば、カレンダーの確認すらできてしまう。

最近では、壁掛け時計をつけようとする人も少ないし、掛けたところでホコリとかで汚れてしまうので、掃除の手間というものが発生してしまう。

スリッパ

自宅のスリッパって、本当に意味があるのだろうか?
普通に考えても、靴下でも全然いいのではないだろうか?

スリッパの脱ぎ履きがめんどくさいし、脱げてしまうとストレス溜めてしまいます。
メンテナンス性も悪い(洗えない)スリッパの常用するのが、よく分からないものです。

靴下ならば洗うのも簡単ですし、変に脱げてしまうということもありません。
出かけようするものの、そのまま靴に履けるので合理的なんです。

寒さ防止でスリッパを履いているのであれば、靴下を重ねて2枚履けばいいのです。

布巾

布巾は雑菌の温床とも言われているぐらい、汚いものです。
テーブルを拭けば拭くほど、雑菌を撒き散らすことになってくるわけなんです。

テーブルが汚い時は、ウェットティッシュもしくはティッシュを数枚取って水で濡らして拭けばいい。

たまに使い捨てのティッシュを使うのがもったいないという人もいるかもしれないが、冷静に考えてみると、5箱198円と破格の値段で安上がりなのです。

計算してみると、こんな感じ。
198円 ÷ (5箱×120組/枚)=1枚あたり0.33円。

そうなってくると、ティッシュに対する節約意識は、別の事に活かした方がいいのです。

カーペット

カーペットも、バスマットとトイレマットと同じよう理由で、必要としないのです。
その理由として、ダニやホコリの温床になるだけではなく、ホコリの発生源になるのです。

何かをこぼしたとしたら、その分リスクが跳ね上がってしまいます。
仮にこぼしたとして、始末だけでも20分〜30分を取られてしまうのです。

何を目的にしてカーペットを置くのか?
そういったところを冷静に考えみると、必要としないということになるのです。

扇風機/ヒーター

扇風機、ヒーターって必要なんだろうか?
全てエアコンに一本化してしまえば、解決する話なんです。

特に冬場で使うヒーター系は、熱効率が悪くて光熱費が爆発的に上がる原因になります。

エアコンって電気代が高いイメージがあるかもしれないが、実はそうでもないのです。
灯油ストーブは石油を熱に変換するのに対して、エアコンは室内と室外で熱を交換しているだけ。

熱を作らないから、エネルギー効率が高いと言われているのです。

最近のエアコンは省エネ化が進んでいるので、
24時間つけっぱなしにしても、電気代は思っている以上に安い。

実際に12月〜2月まで24時間体制で、室温20度にしていても月5,000円を上回ることはない。
また夏もエアコンで快適な室温に維持した方が、場所も取らないのでストレスも少なく済むのです。

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